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最後のご報告

お久しぶりです。

いつかは来るとわかっていても、考えたくなかった日が来ました。

飼い始めたときからFIV発症していると言われたサンタ子、それでも寛解というのか、肉球が変(プラズマ細胞性足底皮膚炎)だったりしつつ、それなりに元気に暮らしていたけれど、去年6月に腹水が溜まり出し、肝アミロイドーシス(肝臓にアミロイド蛋白が付着し、多臓器不全に至る)とわかりました。

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FIP(猫伝染性腹膜炎)ではなかったので補液ときどきステロイド投与だけで5か月もったけれど、11月8日に息を引き取りました。

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サンタ子の発症がわかる前からウララはずっと不調、というか高齢で口内炎が常態化して、ステロイド打っても1週間経たないうちにヨダレだらだら(強い痛みがある)状態。ひどくなってくると舌を延ばせず、水も飲めなくなるので、次のステロイドをいつ打つか?を常に迷いつつ、あとどれくらいもつか、半ばあきらめていたくらいでした。サンタ子が先に死んでしまったのは想定外で。

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サンタ子にかまけてお世話が手薄になっていたウララ、11月後半、痛みがひどくなり、舌を延ばすこともできなくなって、水も飲めないほどに。いったんはついに終末かと覚悟したのですが、ステロイドが効いたのと少し暖かくなったので小康を保つに至り、思いがけず年を越し、弱りつつも立春も越え、それでもとうとう2月22日、よりによって猫の日に力尽きて果てました。

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保護された日の1年前を誕生日と想定すると2003年3月生まれなので17歳11か月の生涯でした。

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ほんとに我慢強い、偉い子。最後までダメな飼い主でごめんね。

というわけで2021年2月22日、猫の日を持って私の猫飼い生活は終了いたしました。

これから20年生きるかもしれない子猫を飼う資力も体力もないし、10歳くらいの猫でも5年後ぐらいに看取りか闘病開始し5~10年続ける気力はありません。

猫がいない生活は寂しく張り合いもないけど、しかたない。

生きる甲斐もないとさえ思えるけど、まあ、私の世界はごましおちゃんが死んだときもう終わっているんだから、今さら騒ぐことでもないんですよね。

無理に元気を出すのも体に悪いと思うので、しばらくは思い切り不元気で過ごそうと思います。

身体は生きているからそのうち猫のいない生活にも何となくなじんでしまうのでしょう。それは悲しいけど、しかたないね。

猫飼いクラブからは退会せざるを得ませんが、猫ファンクラブには在籍続けますので、みなさんの猫さん見せていただいて慰めとします。今まで以上にコメントうるさいかもしれませんが、我慢してやってくださいませ。どうぞよろしく。

 

ウララについては

やっぱりごましおちゃんが好き

に少し詳しく書きました。

 

 

 

 

 

フェイク

今日はケーキを食べてごましおちゃんを偲ぶ日。
たまたまAさんも一緒に深大寺へ行けて、お参りできたのはよかったけど、気がついたのはバスで帰るAさんと別れて途中で買い物をしているとき。
「今日って12日じゃん!」
現金の持ち合わせがあんまりなくてケーキを買って帰れませんでした。いったん荷物を置いて再度自転車でダッシュ~!! 雨に降られるのを覚悟していましたけど、降られなかった。
ごましおちゃん、許してくれた?
でも、またさらなるダメダメが。
ちょっと前にお香をしまった場所が思い出せない。 結局見つけられなくて、この日はお香なし。匂いの抜けたアロマキャンドルだけでした。
原寸より大きく引き伸ばした写真と一緒に撮ったら、本猫がそこにいるみたいに写ってた。

Img_3021ごましおちゃん、大好き。

ごましおちゃんの日

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今日はごましおちゃんの命日。
6か月前の今頃、病院へ連れて行った、とか、30分後ぐらいに電話が来たんだった、とか、この時間にはごましおちゃんを抱えて帰ってきていたな、とか、考えてしまった。
(その間にはおでかけして、バラを見たり、展覧会で絵を観たり、お菓子を買ったりして、面白おかしく過ごしていましたけどネ!)

もう半年経ったけど、未だに納得していません。こんなのフェアじゃない、という気持ちはもう一生持ち続けていようと決めています。いつまでもごまじおちゃんのことを思ってはべしょべしょ泣いていたい――10年経っても、20年経っても、ごましおちゃんのことを穏やかな気持ちで思い出すなんて嫌。

と思うけど、生きている限りどんどん記憶は薄れていってしまうんだろうな。
ごましおちゃんを思って涙が流れると嬉しい。まだ泣けるんだと思うとほっとする気持ちがわきます。
そのうち涙も出なくなるかもしれない。面影が薄れてしまうと思うと、あんまり長生きしたくない。サンタとウララのお世話が終わったらそこで終わりでいい。でも、そう思ってると長生きしちゃうんだろうな。

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悲しいことがありました。てれじあさんの大事なアプリコットちゃんが旅立ってしまった。アプリコットちゃんは癌と闘っていて「がんばって!」と思っていたのですが、その間にごましおがあっけなく逝ってしまいました。だからますますアプリコットちゃんには病気を打ち負かしてほしかった。
てれじあさんは前の猫さんも癌で亡くしていて、どんなにお辛いかと思うのに、お仕事も忙しい中、知恵と勇気で立ち向かっていたと思います。私は前の猫ちゃんとの経験が今度の闘病に絶対に活かせると信じていました。
でも、アプリコットちゃんは奪われてしまった。まだ8歳です。
信じられない。

神様なんていないんだ。世界は不条理だ。
愛も努力も報われることはないのか。悔しくて悲しくてたまりません。
アプリちゃんのことを思うとごましおをなくしたときの悔しさがよみがえってきて涙が出ます。

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神代植物園のバラはまだまだでした。ぼたん園ももうちょっとかな。

日常生活はふつうに流れていきます。
新緑や花を楽しんだり、お茶やお菓子を味わったりして。
でも、この絶望もしっかりつかんで離さないでいたい。
ごましおちゃんが好き。

新しく

ブログを立ち上げました。

M3のお出かけ日記+ときどき猫
http://urara-santa.at.webry.info/

今後は基本的に更新はそちらで行うつもりです。

ごましおちゃんへの気持ちなんかをときどきこっそりこちらに書き込むことがあるかも??いや、ないかも。先のことはワカリマセン。

新しいブログと書き込みがダブることもあるかも、です。
混乱があったらごめんなさい。

とりあえず、ご挨拶まで。
ここから先は歩きながら考えよう。

うちの子手帳2012

実は、ごましおちゃんの七七日、12月30日、出かける前に嬉しいことがありました。
香港からの国際便。内容は「1 Small Notebook」です。
香港にお住まいのzigzagさんから、28日に発送した旨のメールをいただいていたのですぐにわかりましたよ。
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ウフフ♪ ホンモノは一冊です。分身の術を使う忍者みたいですね。
zigzagさんが試し刷りしたものまでくださったんです。こんなに手間をかけてくださったのかと思うと申し訳ないような気がします。
作ってもらえて幸せっ!

一生の宝物です。

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ねこぬいのごましおちゃんといっしょに大切にしますね。
zigzagさんありがとう♪

七七日

12月30日はごましおちゃんの七七日でした。
霊園からお知らせの文書が届いたので、30日に法要があるのかと勘違いして、参加を申し込もうと電話をしちゃいました。文書には正確な七七日の日付を書き込んであるだけで、法要は日曜日、年末年始はできないので直近が22日だそうです。

Img_8438なーんだ、慌てて損した。

でも、前の週の日曜日はAさんの実家に帰省していてお参りできなかったので、法要には関係なく行きましょう。

神代植物園も新年を迎える準備がなされております。深大寺側の門の前には雪囲いをした牡丹が植え付けられていました。
囲いが必要なほど雪なんか降らないのにネ。
防寒にはなるのかしら。

Img_8441 植物園は2日から開園して、いろいろと新春の催しを行うようですよ。

パスポートを買おうかな~。霊園には毎週来るつもりだし。

お正月の準備をしているのは植物園だけではありませんでした。

動物霊園の門には注連飾り、観音様の前には鏡餅。うーん、でも仏教施設に注連飾りっていうのは考えてみるとなんか変な気がするんだけど?

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この後、深大寺へ回ると、3時過ぎとあって、参拝者の姿もまばら。お札・お守りの配布所の設置やら階段をスロープで覆うやら、という作業はすんでいます。前の週に来たときにやってたもんね。

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で、まあ、やっぱりお腹が空いてきたので蕎麦屋に入りました。
この日は嶋田家。

Img_8455 初めて深大寺に来たとき入ったのがここで、そのときはそばつゆが甘いように感じたので、Aさんの好みじゃなかろう、と思い、以来一度も入ったことがありませんでした。
10年ぶりくらい?
改めて食べてみたら、甘いといえば甘いかもしれないけど、別に避けるほどでもなかったような~。

参拝客が多いときには混雑してるから、並んでまで入らなくても、ということでもありました。

Img_8453 池の真ん前で眺めもいいし、空いてるときならまた入ってもいいな。

窓越しに見える池にはマガモ♂が一羽、羽繕いをしたり、ふらふら泳いだりしてました。

Aさんは31日の夜に初詣に来る気満々だったけど、帰宅後は、年賀状作成に追われて半徹夜状態だったので31日はよれよれ。紅白が始まる頃、仮眠のつもりで布団に入ったら元日の朝まで目が覚めませんでしたとさ。

南無阿弥陀仏。
ごましおちゃんが好き!

ケーキ

ごましおちゃんがいない毎日はイチゴ抜きのショートケーキみたい。
ううん、イチゴも生クリームも抜きのショートケーキだな。
スポンジ台だってりっぱな美味しいお菓子だけど、もうそれはショートケーキじゃない。
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ふわふわしてて白くて甘くってちょっと酸っぱくて、見るとわくわくする特別な特別なお菓子。私は13年も毎日そんなすてきなものを食べていたんだね。
そしてもう二度と食べられない。見ることもできない。
食べ物のケーキは食べたくないと思うときもあるけど、ごましおちゃんのことはいくら見てもいくら触ってもじゅうぶんってことはなかったよ。

Img_8038_2 ごましおちゃんには触れないから、ショートケーキを買って食べてみた。
12月12日は私の誕生日だったけど、それよりごましおちゃんの初めての月命日。
これからは誕生日が来るたびに、「ごましおちゃんがいなくなってから○年と一か月なんだな」と思うんだろう。

とりあえずは毎月12日にはショートケーキを食べてやる。食べたくないときにも食べちゃうんだから!

Img_8041命日なのに例によってお尻が重いもんだからお参りに行ったのは閉園まぎわのぎっりぎり。間に合ってよかった~。お線香上げてお水を替えて、外へ出たときにはゴーンとお寺の鐘が鳴っていた。

待合室に一組、駐車場からもう一組、この日もお見送りの家族がいた。ごましおちゃんを納めたときには空いていた隣りとその隣りも埋まってるし。
私だけじゃないんだけどね。わかっているけど、だからといって悲しみがやわらぐというものでもないのよね。悲しい気持ちを抑えようとも思わない。

だってごましおちゃんはほんとうにほんとうにとっくべつな猫だったんだもの。
ごましおちゃんが好き。

届きました

猫だらけ展で落札した品物が届きました。
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いい感じでしょう?
さりげなく落ち着いたたたずまいですが、下半分には青みがかった釉薬がかかっています。
蓋を開ければそこには青い空が広がっている。
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猫天使はこの空で羽ばたいているのでしょう。

moomamaさんが気を使って少し日を置いて送ってくださいました。猫地蔵さんがお供についてきてくれました。丁寧な梱包にもmoomamaさんの心配りが感じられてじわっとします。

二年後、霊園に収めたものを引き取るまでは骨壺としての用はありません。水指にしてお茶を点てるのに使おうかと思います。
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水指にはちょっと小さいのですが、試しに水を入れて柄杓で汲んでみると何とかなりそう。。お釜にたっぷりお湯が入っていれば二杓でじゅうぶんですものね。

喜んでいたらお邪魔虫がしゃしゃり出てきてぴちゃぴちゃやり始めちゃった。
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ここから飲むとお水が美味しいらしいです。ということは水指にぴったりかも?
ただし、お客さんはここから汲んだ水を湧かしたお湯でお茶を点てても平気!という方に限ります。(もちろん洗いますけどね。)
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お客さんが来てくれたらこの人に接待できるかしら。
サンタすっかり人見知りになっちゃって、てんで当てになりません。
それでもいいという方、そのうち一服いかがですか。
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あ、でもその前に、蓋の持ち手の猫天使を壊さないように、口径が合いそうなできあいの塗り蓋を用意した方がよさそうですね。

ごましおちゃんが好き!…なのに

可愛い、可愛い、ごましおちゃん。世界一可愛いごましおちゃん。

11月2日のごましおちゃん
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至上の宝石、掌中の珠、地上の天使、私の宝物。誰よりも何よりも大切な、あの可愛いきれいなステキな立派なすばらしい輝くごましおちゃんは11月12日午後6時20分ごろ、病院で息を引き取りました。

11月6日のごましおちゃん
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こんなに可愛いのに。どうして…。

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どうして…。

11月12日10時59分のごましおちゃん

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ご注意
ここから下にはごましおちゃんの20日以降の画像があります。見たくない方はここから先に進まないでね。












今から思うと数日前から、いや1、2週間前から少しようすがおかしかったようにも思います。薬が効いて体重が減ってきたので、肥り始める前のちょっと老けた感じが戻ってきたのかな?と思っていました。

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気になってはいたんだからそのとき病院へ連れて行ってみればよかったのかもしれません。
でも、それまでに何度もいろいろな検査をしてもはっきりした結果が出なかったし、どっちみちあと一週間薬を飲ませたら検査をすることになっていたんです。あんまり検査、検査って自分の心配を優先してごましおちゃんにストレスをかけてはいけないと思って。

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そして19日の朝。どうも呼吸がおかしい。
キャットタワーを伝ってふつうに降りてきたし、声をかければ応えるけれど、空気が漏れるだけで声になっていません。これはおかしい。
でも、雨が上がった翌日の土曜日のこと。病院は混んでいるだろうし、ワンワン騒がしい子がいたら…と迷ってしばらくウロウロ。ごましおちゃんを連れて行かずに動画を見てもらおうかとカメラを向けてみたり…。

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そうはいっても連れて行かないことには何も処置できないんだし、少なくとも病院には酸素室がある。やっぱり連れて行こう!そう決めてばたばたと用意をし始めたら、病院へ連れて行かれるとわかって興奮したのでしょう、ごましおちゃんが舌を出して口呼吸を始めました。
慌てて抱き上げてキャリーに入れようとしたらジャーっとおもらし。私の衣服まで濡れてしまったので着替えたりしていて、お昼近くになってしまいました。

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病院ではすぐに酸素室に入れてもらいました。置いていくのは心残りでしたけど、家に連れて帰るわけにもいかないし…。 お昼には手術が入っていて、午後の診療時間に入ったら検査、ということでした。

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ところが午後の診療が始まって少しした頃、電話が鳴りました。ごましおの具合が悪いので来て欲しいというのです。Aさんと一緒に駆けつけると、酸素室に入っているのに連れて行ったときより舌が大きく出ていて苦しそうにしています。私が行くまでは横倒しになってしまっていて、採血もできなかったそうです。

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とりあえず起き上がったので飼い主が声を掛けながらレントゲン撮影と採血をしました。やはり原因は不明ながら肺に水がたまっているので利尿剤注射。
血液検査では腎臓関係も肝臓関係も数値に問題はない。血糖値とCPKが高い。カリウムは低い(2.2)。

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苦しそうだけど舌は赤いから酸素はまわっています。こちらは「がんばって!がんばって!」と声を掛けることしかできないけど、ごましおちゃん、少ししたら体を起こしておしっこをしてくれました。薬に反応してる!大丈夫!助かる!

これから点滴を始める、というところで私やAさんにできることは何もなし。心配だけど、ごましおちゃんにがんばってもらうしかありません。まだ13歳です。体力はあるはず。苦しそうだったけど、目には力があった。

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病院を出ると6時近く。2時間以上病院にいたようです。食事のしたくをする気になれないのでAさんと近くのカレー屋へ行きました。
状態が安定したら自宅に戻せるように酸素室のレンタルを探してみよう、なんて話をしていると再び電話がなりました。切迫した声で「すぐに来ていただけますか」と。

Img_7535 着いたときには、先生が心臓マッサージをしているところでした。たった今、発作を起こして、と。看護師さんが引っ張り出したごましおの舌が紫色でした。さっきまでは真っ赤だったのに、そんなもの、一瞬で変わってしまうんだ! 一生懸命呼びかけたけれど、ごましおちゃんの耳はピクリとも動かない。万事休す。

朝にはまだ元気だったのに。診療終了の7時にもなっていませんでした。

Img_7537 いったいどうしてこんなに急変したのか、ごましおちゃんの体に何が起こっていたのか、さっぱりわかりません。

突然死の原因になるというフィラリアの検査(100%わかるものではないけど)もしましたが、後で結果を聞いたところ違っていたようです。

何かおかしいのはわかっていました。この10か月くらい検査したり投薬したりできることはやってきたつもりだったのに、何が足りなかったのか、どうすればよかったのか。どこが悪いのかもわからないまま。何もできないままタイムオーバーだなんて。手足を縛られて見えない相手にめった刺しにされたような気がします。

こんなに可愛いのに。

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こんなに、こんなに、こんなに可愛いのに。

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こんな可愛いんだもの、ふつうよりよけいに寿命をつけてもらってもいいくらいなのに。こんなに早く、こんなに突然命を奪うなんておかしいでしょ?! 神様ってばかなんじゃないの?! ごましおちゃんはこんなに特別に可愛いのに?!

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Aさんが着くのを待ち、自転車をAさんに引いてもらってごましおを抱えて家に帰りました。歩いて5分かそこらですが、5キロを超えていたごましおちゃんの体はちょっと重かった。

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帰宅してからしばらく抱いたまま階段に座り込んでいました。抱いていると私の呼吸でごましおちゃんの体が揺れるから、まるでまだ息をしているかのよう。何かの間違いで、ふと息を吹き返すんじゃないかと思いました。

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間違いだったらどんなにいいか。
しばらくは体も柔らかかった。

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冷たくなっても硬くなってもごましおちゃんは可愛い。手放したくなかったけど、生き物の体は命が尽きたとたんに傷みはじめてしまうのですものね。
Img_7548翌日日曜日、無理かと思っていた深大寺動物霊園で5時からの予約が取れたので荼毘に付しました。
骨揚げの頃にはあたりは真っ暗。もう11月なのに虫の声が響き渡っていました。

Img_7753 うちで咲かせた花がなかったのが残念。もうちょっと待ってくれたらマーガレットが咲いたのに。
だってごましおちゃんのひみつの名前はごましお・真珠・マルゲリータ。お腹から見ると真っ白だったから私の真珠ちゃん(MARGARETはギリシャ語の真珠に由来)と心の中で思ってた。

私の宝物。大切な大切なごましおちゃん。

ほとんどの人が知らなかったと思うけど、ごめんなさい、2011年の11月12日、世界は少し壊れてしまいました。もう元には戻りません。

Img_7550ごましおちゃんはお骨になっても可愛いです。骨壺に収めるとき頭蓋骨を撫で回しました。

嫌な気持ち、悲しい気持ちになった人、ごめんなさい。
私もあちこちで猫ブログを読んできて、この子はそろそろ危ないかも、と思っていてもそのときが来るとショックでしたし、悲しかった。
ましてや命に関わるような病気の兆候なんてなかったごましおが突然こんなことになって、びっくりされた方もあると思います。だからじわじわっとソフトランディングでお知らせしたかったんですが、うまくできませんでした。

私は大丈夫です。
涙が出るときは思い切り泣いてます。
Img_7557ごましおちゃんがいないことはしみじみ悲しい。この地上に私の帰る家がどこにもなくなってしまったような寂しさです。
でも、世界が壊れちゃったんだもの、どんなに悲しくたって当然じゃないの!と開き直ったせいか苦しさはありません。
泣けるときは我慢しないで泣くけど、あちこちの猫ブログで猫ちゃんたちの面白い姿や行動を見てぐふふと笑ってもいます。

なくした猫ちゃんの画像は辛くて見られない、という人は多いと思います。私も平気、とは言えないけど、ごましおちゃんがいないと思うと泣けてきちゃうけど、画像を見てわき上がるのは悲しみより「なんて可愛いんだろう!」と感嘆する気持ちです。誰よりも何よりも可愛い!きれい!すばらしい!最高! だってごましおちゃんはスペシャルな猫だから。

111123_2お骨の一部を霊園に収めたのでこれからできるだけ毎週お参りに行くつもりです。
2年間、悲しみをちょっとずつ先送りしてすごそうと思います。2年経っても壊れた世界は元に戻らないけど、地獄に堕ちたわけじゃない。ごましおちゃんがいた世界がパラダイスだっただけ。ごましおちゃんのいない世界がほんとうはふつうの世界なんですよね。

十猫十色チャリティ猫だらけ展に行ってきました

Img_7570 先週の土曜日、11月19日、季節外れの大降りの雨の中、Katyさんにおつきあいいただいて猫だらけ展に行って参りました。

Mintmama!さんの肉球お汁粉がどうしても食べたかったので開場5分前に到着。

無事お汁粉をいただきました。
あっさりした甘さで美味しい!
肉球のぷにぷに感も絶妙!

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頑張って朝から出かけたかいあってスタルカさんお手製のコースターまでもらえました。

会場には立体化された「斑猫」とか(そういえば山種美術館へ行ったのに原画は見損なったんだっけ、私。)、ホンモノと見まごう子ニャンとか。

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小紅さんの友禅額の大作とか芸術的な切り絵とか、透明な色彩の水彩画とか、アンティークな味わいのアクセサリーとか。

ほんとうに大勢の人が心を寄せ合って準備されたのがよくわかる展示品の数々が並んでいました。

猫ばか界は多士済々なのですね。ここに参加できるような技能が自分にないのが残念でなりません。

忘れてはいけないのがこの子たちのこと。
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展示された写真にはぱっと見てショッキングなものはあまりありませんでしたが、話を聞けば聞くほどつらくて目をそらしたくなってしまいます。
一緒に行ったKatyさんとも話したのですけど、この会場に来てくれる人たちはこういうことが起きているのを知っているのですよね。ほんとうは知らない人たちに知って欲しい。もっと報道されるべきことなのに。

こんな辛い現場に足を運んで救助活動をされてきたボランティアの皆さんの心身の負担の大きさを思います。

わかにゃんさんの「被災保護動物リスト集」も展示されていました。(写真を撮るのを忘れてた!)わんちゃんが多いんですが、中でも柴犬系が多いですね。似た子がいっぱいいます。言葉では自分の家の子の特徴を伝えるなんて絶対無理。手元に画像を持っていないと!と思いました。

Img_7575 そして、今回私のもう一つの目当てはこれでした。→
会場で現物を確認して入札したかったのです。
金額には迷いに迷ったけど、切りのよいところで入札!

はたして落札できたのでしょうか。
それはまた明日お知らせしますね。

この日は細かいものもいろいろ入手しましたよ。
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手ぬぐい、絵はがき、コースター、おもちゃ、消しゴムはんこ、猫地蔵、スウィーツにゃんこ。あれ?それだけ?
Img_7588入札したからちょっと慎重になってしまいました。
落札できなかったらあんまり貢献できないな。
会場は二日目にしてかなり隙間が目立ち始めていましたからちょっと遠慮してしまったかも。

←これも狙っていたもの。タイピィさんの作品は箱まできれいな作りです。

ほんとうは、まずご報告しなければならないことがあるんですけど、やっぱりまだ書けませんでした。
ごめんなさい。もう少しだけおつきあいくださいね。

23日追記

落札できました!Photo

もっと高値が付かなかったのはちょっと残念ですが、必要に迫られないとなかなか手が出ないものですからね。

私も、まだしばらく使わないので眺めるだけです。

«ありがとうございました

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